技術・人文知識・国際業務不許可案件後の復活:富山県富山市 茨城県結城市
ネパール人AさんのVISAの手続きの話です。
この方は、富山県富山市においてすでに技術・人文知識・国際業務の在留資格(良く外国人の方が就職VISAというものです)を取得して2年間働いていた方です。
事前情報として、個人情報に気をつけて記載しますと、日本に留学生として来日し、大学を卒業後に富山県にて就職、
1年間の在留期間で技術・人文知識・国際業務の在留資格を取得していました。
一回目の更新は許可となり、また1年間の在留期間を取得して2度目の更新手続きの際、これまでと違う書士さんに依頼をしたそうです。
そして不許可通知となってしまったというのです。
不許可が分かり、どうすれば良いかと迷っていたところで当事務所に連絡がありました。
状況を聞き、今後の方針を電話で打ち合わせしました。
通常、技術・人文知識・国際業務の在留資格の更新が不許可となると、帰国準備の為の特定活動という在留資格に切り替わります。
その期間はあまり長くないので、その期間内にどうしたいか(帰国するのか日本に残りたいか、残るならどういう手段が取れるのか)を決めて準備を進めなくてはいけません。
今回の事案は、知人の紹介で茨城県に就職できそうな会社があるということでしたので、ご本人の学歴、経歴、会社の内容、予定される業務内容を
急いて精査しました。すると、なんとか申請をしても許可を取れる可能性が見えてきたので、Aさん、就職希望の茨城県の会社さんと急いで必要書類やAさんの予定する仕事内容などを打ち合わせして名古屋出入国在留管理局に提出。
およそ1カ月の審査機関を経て無事に許可を得ることが出来ました。
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